バッチリという言葉があります。
ふと、「ん?この言葉って、日本語か…?何語なの?」と、気になってしまいました。
調べてみると…そうだったのか!の驚きだったので、皆さんにもシェアします!
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バッチリの意味
まずはバッチリの意味を確認しておきましょう。
辞書によれば、バッチリ(ばっちり)は「十分に、見事に、上手く」などといった意味で使われます。
いわゆる俗語という扱いです。
例えば、
「今日の髪型はバッチリ決まったわ」
「明日の試験対策はバッチリだぜ!」
などという形で使われますよね。
辞書には「ばっちり」とひらがなで書いてあったのですが、私のイメージではカタカナで使われることが多いような気がします。
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バッチリの語源
それでは、バッチリは一体何語なのでしょうか?
その語源をたどってみました。
調べてみると、バッチリ(ばっちり)には、家具などの開き戸を固定する金具という意味があるそうです。
この金具は、別名キャッチャーやパッチンとも言われます。
こういう金具です。
バッチリは、この金具がバチッ!と見事にはまる様子から転じたもの、という説が一般的のようです。
なので、バッチリはれっきとした日本語である、ということが分かりました!
なるほど~ですよね。
ところで、類語に「バッチグー」というものがあります。
最近ではほとんで使われない死語かもしれません。おっと年齢がばれちゃいますね(笑)
バッチグーはバッチリ+goodの造語で、意味はそのまんま「申し分ない」「見事なさま」を指します。
1990年代に芸能人の森口博子さんがテレビで使い始めたことから広まったんですって!
バッチリを英語で言うと?
さて、バッチリを英語で言うとしたら、あなたは何と言いますか?
文脈によると思いますが、先ほどの「今日の髪型はバッチリ決まったわ」なら、perfectを使って、
「Today’s hairstyle is perfect!」
などでしょうか。
また、「明日の試験対策はバッチリだぜ!」なら、少しひねって、
「Tomorrow’s exam is going to be a piece of cake!」
などと言ってもよいでしょう。
とにかく、バッチリは何か一つの英語の言葉ないし熟語に対応しているわけではないと言えそうです。
まとめ
いかがでしたか?
バッチリの意味や語源、バッチリは日本語だったということをご紹介しました。
いやはや、日本語って奥深いですね~!
「知らなかった!」「面白かった!」という方は、是非シェアをお願いします♪
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