「爆弾低気圧」、聞いただけで怖くなる言葉だけど、一体何がどんだけ爆弾なの?

ニュースや新聞などで「爆弾低気圧」という言葉を見かけることがあると思います。

私は、「爆弾」という言葉から、何となく怖く、かつ何かよく分からないけどものすごそう!という印象を抱いていましたが、そもそも一体何がどれほどすごいのか?と疑問に思ったので、調べてみることにしました。

そうしたら、な~るほど!の連続だったので、皆さんにもシェアしますね♪


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爆弾低気圧って何?

20191月、このようなニュースが流れました。

”爆弾低気圧”で大荒れ 北海道は暴風雪に警戒

2019116日 テレ朝news

発達中の低気圧の影響で北海道は15日の夜から雪を伴って風が非常に強まり、大荒れとなっています。

北海道では、15日の夜から日本海側北部を中心に雪を伴って風が非常に強くなりました。稚内市の宗谷岬では、16日午前1時40分ごろに最大瞬間風速42.5メートルの猛烈な風を観測するなど15日の夜から各地で非常に強い風が吹きました。現在も宗谷地方に暴風雪警報が出されています。新千歳空港では15日、雪の影響で出発9便と到着8便の合わせて17便が欠航になるなどの影響が出ました。北海道では、18日にかけて冬型の気圧配置が続く見込みで大雪や吹雪に警戒が必要です。

引用:テレ朝news

まとめると、北海道は15日から18日にかけて暴風雪など大荒れの天気となるが、それは爆弾低気圧の影響によるもの、ということです。

ああおそろしや!

爆弾低気圧は、たぶん台風なんかと同じで、できれば来て欲しくない・出会いたくない代物なのではないでしょうか。

そして万一来てしまったら、厳重に警戒しなければいけないというイメージを皆さんも持たれているのでは?

では、そもそも爆弾低気圧とは何でしょうか?

まずは意味を確認しておきましょう!

辞書によれば、爆弾低気圧」とは、急速に発達する温帯低気圧のことを指します。

気象庁の定義によれば、爆弾低気圧とは、中心気圧が24時間で24hPa×sin(φ)/sin(60°)以上低下する温帯低気圧(φは緯度)のことを指す、と紹介されています。

気象庁は爆弾低気圧という言葉は正式には使用しておらず、「急速に発達する低気圧」などと言い換えている、とのことです。

ただし、爆弾低気圧という言葉の与えるインパクトの強さなどから、マスコミでは一般的に使用されている言葉のようです。

うーん、これだけでは、爆弾低気圧の何がどれだけ怖いのか、よく分からないですね。

もう少し調べてみましょう!


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そもそも「気圧」「低気圧」って何?

文字だけ見れば、爆弾低気圧は「爆弾」な「低気圧」のことを指します。

低気圧は気圧が低いことですよね。

では、気圧が低いと、そしてそれが爆弾的に急速にそうなると、なぜ天気が大荒れになるのでしょうか?

その謎に迫るため、まずは気圧からひも解いていきます。

少し長いですが、お付き合いくださいね♪

気圧」とは、大気の圧力のことで、気圧には「高気圧」と「低気圧」があります。

高気圧は、周囲よりも気圧が高いところであり、低気圧は逆に気圧が低いところとなります。

これは文字通りです、ハイ。

そして、空気は一般的に、寒いところから暖かいところへ、気圧が高いところから低いところに流れる性質を持っています。

この性質と地球の自転の影響が重なり、高気圧のところでは風が上空から下に向かって吹き付けます。

逆に低気圧のところでは、周囲から風が吹き込み、吹き込んだ風が下から上に向かって吹き上げます。これがいわゆる上昇気流です。

上昇気流によって上空に上っていった空気は、やがて上空で冷やされ、水蒸気、そして雲となり、最後に雨や雪となります。

また、中心の気圧が低ければ低いほど、周囲から吹き込む風が強くなります。

これが熱帯低気圧や台風と呼ばれるものです。

爆弾低気圧は天気にどんな影響を及ぼすの?

さて、気圧と低気圧は分かりました。

それでは爆弾低気圧がどのように天気に影響を及ぼすのでしょうか?

先ほどご説明したとおり、中心の気圧が低いほど、周囲から吹き込む風が強くなります。

これは、気圧の変化が速ければ速いほど、風が強く吹くことを意味します。

つまり、爆弾低気圧は気圧の変化がとても早く進むので、大荒れの天気になりやすい、ということになるのです。

そして、これが冬に起きると、暴風雪を伴う厳しい気象環境になりやすくなります。

日本の北に寒気が、一方で南に暖気があるとき、この寒気と暖気がぶつかると、温度差をエネルギーとする温帯低気圧が急速に発達しやすく、爆弾低気圧となりやすくなります。

これは日本付近での温度差が大きくなりやすい秋から冬にかけてと、冬から春にかけての季節に起きやすいと言われています。

そして、爆弾低気圧は、冬から春にかけては「春一番」をもたらし、各地で暴風や激しい雨など大荒れの天気となります。

真冬では今回のニュースのように暴風雪を伴う大荒れの天気となるのです。

(参考:「春の嵐」と「春一番」の違いは?猛威を振るう春の嵐の対策など

まとめ

いかがでしたか?

爆弾低気圧の意味や仕組みについてご紹介しました。

北海道は爆弾低気圧の影響で当分大荒れの天気に注意が必要とのことですが、「爆弾」的な被害が出ないことを祈りたいと思います。

「知らなかった!」「興味深かった!」という方は、是非シェアをお願いします♪

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