ドラマ「今日から俺は‼︎」で再び脚光を浴びるリーゼント。
ん?これって何語?英語か??
そんな素朴な疑問から、リーゼントについて調べてみると、知らなかったトリビアが続々…!
面白かったのでシェアしますね♪
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リーゼントの意味は?
まずはリーゼントの意味からいきましょう!
辞書によれば、リーゼントまたはリゼーントスタイルとは、男子の髪形のことで、前髪を高くして量感を出し、両横の髪を後方に流してなでつけたもの、とされています。
ヘアワックスやポマードを使い、両側頭部から髪をなで付けて後頭部に流し、後頭部でアルファベットのIの字型にぴったりと合わせます。
ここで第1のトリビア。
厳密には、リーゼントスタイルとは、側頭部の髪を後ろに流すものだけを指すんです。
え?一体どういうこと?
実は、前頭部の髪を丸く後ろに流すヘアスタイルは「ポンパドール」と呼び、リーゼント・スタイルとはまったく別個のものです。
この2つのヘアスタイルはしばしば組み合わせてセットされることがあるので、いつしか2つあわせてリーゼントと呼ばれるようになりました。
1950年代にアメリカの歌手・エルビス・プレスリーがリーゼントとポンパドールの合わせ技のヘアスタイルで人気を博し、この髪型が世界的に流行。
この影響が強く、リーゼントといえば、リーゼントとポンパドールの組み合わせのことを指すと考えられるようになったと言われているのです。
お~そうだったのか!これはへ~が10個は押せそうなトリビアですね!(笑)
リーゼントの由来は?
さて、リーゼントの由来は何でしょうか?
2つ目のトリビアです。
リーゼント・スタイルの名前は、イギリス・ロンドンのリージェント街(Regent Street)に由来していると言われています。
リージェント街とは、イギリスの首都ロンドンのウェストエンド地区にある左右双子の大通りのこと。
ゆるやかなカーブを描いているのが特徴です。
両サイドの髪が側頭部から後頭部にかけて緩やかな曲線を描き、後頭部で合流するさまが、リージェント街のこの形に似ていることから、通りの名前に由来することになりました。
日本の理容師による和製英語と言われていますよ。
ポンパドールの由来は?
先ほど解説したとおり、リーゼントとは本来は側頭部から後頭部にかけての髪型のことを指すものですが、日本ではしばしばポンパドールのことをリーゼントの特徴と見なします。
私もついさっきまではそう思っていました。
改めて、ポンパドールとは、前髪を高くしたヘアスタイルのことを言います。
ポンパドールは別に男性に限った髪型というわけではなく、女性にとってはごく一般的なヘアスタイルであり、むしろ女性から始まったものです。
正式(?)なポンパドールは、前髪をカーブして後ろに流し、ピンやバレッタなどで留めたヘアスタイルのことを指します。
ここで第3のトリビア、ポンパドールの由来について。
このヘアスタイルは、フランスのルイ15世の寵妃であったポンパドゥール夫人に由来すると言われています。
前髪を高く盛り上げて後ろに流して留める彼女のヘアスタイルを当時の貴族の女性はこぞって真似をし、ポンパドゥール・スタイルとして流行したことが始まりとされています。
ちなみに…第4のトリビア。
シャンパン用グラスで「ソーサー型グラス」というものがありますが、これの原型はポンパドゥール夫人の乳房を模したもの。
乳房に強く執心していたルイ15世を喜ばせようとガラス職人に注文・製造させたと言われています。
乳房の形を模して喜ばせようって、どんだけエラい人を忖度すんだよって感じですね(笑)
まとめ
いかがでしたか?
リーゼントは実は2つのヘアスタイルが組み合わさったもので、厳密には側頭部・後頭部の髪型のことを指し、前髪の部分はポンパドールと呼ぶこと、そしてそれらの語源について解説しました。
ここまで書いてきて、ヤンキーはなぜリーゼントが好きなのか気になってきました。
次回調べてお知らせしますので、お楽しみに!
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