世界は注目するけど、日本人って本当に「IKIGAI」持っているの?

朝、NHKのニュース番組で、日本のIKIGAIが世界で注目されている、という特集をやっていました。

興味があったので調べてみたのですが、その中で色々考えさせられ。

今日はこのIKIGAIブームを私なりの切り口でご紹介します♪


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世界が注目?日本の「IKIGAI」

2017年9月、「Ikigai: The Japanese secret to a long and happy life」という本が出版されました。

ヘクトル・ガルシアとフランセスク・ミラレスいうスペイン人著者による本。

著者は、かつて日本で仕事をしていた頃、長時間に及ぶハードワークに疲れ、自分は何のために生きているのか、人生の目的を見失っていました。

ある時、著者は沖縄の日本で最も長寿の村を尋ね、そこで高齢者たちが生き生きと長生きしている様子を目の当たりにします。

著者は、人生の4つの目的好きなこと」「社会が必要とすること」「得意なこと」「収入を得られること」が交差する部分が「生きがいであり、

人は生きがいがあれば満足して幸せな人生を送ることができ、長寿にもつながる

と考えました。

この「IKIGAI」という概念、外国にはないそうで、英BBCも以下のような記事を掲載するなど、日本の「IKIGAI」という概念の認知度が徐々に広がっているのです。

BBCホームページ「Ikigai: A Japanese concept to improve work and life(生きがい:仕事と生活を向上させてくれる概念)」

日本人はむしろ「IKIGAI」をないがしろにしている?

個人的には、日本人がみな生きがいを持って幸せに暮らせているか、はなはだ疑問なところはありますが(笑)、私は最近、自分は生きがいのある人生を送れているだろうか?と自問自動することが多かったので、このテーマはぐっときました。

最近、こんな事ばっかり考えています。

自分は安定した仕事を持ち、結婚もし、子供もでき、マイホームも建てました。

外から見れば幸せの極致です。他人からは何とも羨ましい人生かもしれません。

でも、満たされない。

今まで、幸せになるには、安定した仕事と結婚と子どもとマイホームを手に入れることが大事であり、それを目的に生きてきた面は否めません。

そして今、これらをすべて手に入れました。

だが、満たされない。幸せか?と聞かれれば、「幸せです!」と元気に即答できる自信がない。

自分には具体的に何が足りていないのでしょうか?

先ほどの4つの人生の目的に照らして考えてみました。

まずは仕事で「好きなこと」をしているか?

自分の仕事は、好きなこととは全然一致していません。いつも転職を夢見ています(笑)

次に「社会が必要とすること」であるか?

今の仕事は恐らくそうだろうとは思います。ですが、その実感が感じられない。

今のポジションが総務系なので、現場の反応を感じにくいことが大きいのだと思います。

それでは「得意なこと」か?

今の仕事は少なくとも不得意とは思いませんが、自分が得意なことは他にたくさんあるような気がします。

最後に「収入を得られること」か?

まあ仕事ですから収入は毎月きちんといただいていますがけれど。

つまり、4つの人生の目的のうち、満足に満たしているのは最後の「収入を得られること」くらいで、他の3つについてはほとんど満たせていないという結果になりました。

おお!なるほど。

こうして考えてみると、今の人生に「生きがい」がないことがスッキリ説明できるではありませんか!(笑)

ていうか、この4つの人生の目的をすべて満たすような仕事ができているラッキーな人は、ほんの一握りの人だけのような気がしませんか?

むしろ、日本では仕事に生きがいを求めない風潮が強いような気がします。

日本では仕事は嫌できついもの、苦しいもので、それが当たり前であり、そんなものだ、という考えです。

でも、本当にそうなのでしょうか?

日本人は仕事、そして人生を過小評価しすぎではないでしょうか?

海外では「社会をよりよくする」「世界にインパクトを与える」という考えを持つ人が多いような気がします。

そこまでスケールが大きくなくても、自分の仕事と社会とのつながりを大なり小なり意識して仕事をしている人の数が多いと思います。

日本は仕事にそんな大それたことは求めないし、期待もされませんが、日本でももっと多くの人が、自分の仕事に意味を見出し、社会に影響を与えることを意識する人が増えれば、社会はよりハッピーで楽しい場所になっていくし、自分もよりポジティブに仕事に向き合えるようになるのではないか?

自分もそんな職業人でありたいと願う。そんなことを考えさせられた日曜日の朝でした。

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