「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助さん(77)の体内から覚醒剤の成分が検出された事件が大きな注目を集めています。
多くの方はニュースを見て、「紀州のドン・ファン」というあだ名に興味を抱いたのではないでしょうか?
紀州のドン・ファンとは何者なのか。そして何がすごかったのかー。
色々気になったので調べてみました!
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紀州のドンファンとは何者?何がすごかったのか?
まずは今回の騒動をおさらいしておきましょう。
報道によれば、和歌山県田辺市の酒類販売会社社長で資産家として知られる「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助さんは、2018年5月24日の夜に自宅で死亡しているのが見つかりました。
ちなみに紀州とは、昔の日本の行政単位・紀伊国(きいのくに)の別称で、現在の和歌山県と三重県南部を指します。
問題はその死因。
遺体には目立った外傷はありませんでしたが、解剖の結果、胃や血液から致死量を上回る大量の覚せい剤が検出されたのです。
県警はこのため、野崎さん宅の現場検証や家宅捜索を複数回にわたって実施しているほか、家族などからも事情を聴くなど、詳しい状況や死因などを慎重に調べているのです。
野崎さんの死因にこのような不審な点があるため、複数のメディアは現在、様々な角度から大きく取り上げています。
野崎さんの自宅で昨年から家政婦として働いていた女性は、野崎さんは覚醒剤をやっていたと思うかというメディアの取材に対し、そういう人ではなかったと答えています。
また、野崎さんの親族もメディアの取材に対し、5月29日に行われた通夜の際に警察がたくさんやってきて、野崎さんの覚醒剤使用について詳しく聞いてまわっていたと話しています。
遺体に目立った外傷はなく、覚醒剤を使用した跡と見られる注射痕なども確認されていないとのことです。死因は急性循環不全と特定。野崎さんが資産家であったこともあり、警察は事件性も視野に慎重に捜査を行っているという状況です。
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そもそもドン・ファンって何者?
私がこのニュースに接したときの第一印象は「そもそもドン・ファンって何?」でした。
そこで、ドン・ファンについて調べてみました。
ドン・ファンとは、17世紀におけるスペインの伝説上の放蕩児、ドン・フアン・テノーリオ(Don Juan Tenorio)のことです。
ドン・ファンは美男の好色漢・愛の遍歴者として多くの文学作品に登場し、世界中でプレイボーイの代名詞として使われています。
17世紀のスペインの劇作家・モリーナの戯曲「セビーリャの色事師と石の招客」が原型とされます。
この戯曲は、女性を次々ともてあそび、騙しては捨てる猟色放蕩の男・ドン・ファンが周囲の人の忠告に耳を貸さず、現世の欲望にふけるのですが、いずれその報いを受けることになる、というお話のようです。
この戯曲は岩波文庫で出版されていますので、興味のある方は是非ご覧になってみてください!
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野崎さんのプレイボーイ伝説とは?
さて、野崎さんはなぜドン・ファンと呼ばれていたのでしょうか?
2016年2月末、野崎さんは当時交際していた27歳の女性に自宅から6000万円相当の金品を盗まれ、ワイドショーなどで話題となります。
この事件をきっかけとして、野崎さんはこの事件の真相とご自身の生涯をまとめたいとして、著書「紀州のドン・ファン~美女4000人に30億円を貢いだ男」を出版します。
この自著で、「たくさんの美しい女性と交際したい」という願いだけを胸に大金を稼いできたという野崎さんのドン・ファンぶりが広く知れ渡り、世間は野崎さんのことを「紀州のドン・ファン」と呼ぶようになるのです。
例えば、これまで4000人の女性を抱いてきたこと、数千万円単位で貢いだ女性に逃げられた話は一度や二度ではないこと、それでも諦めずに女性を追い続け、70代で20代のファッションモデルと55歳の年の差婚をしたこと、などなど。
う〜ん、さすがというほかないです!
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まとめ
いかがでしたか?
強烈すぎる人生を生きた野崎さん。最後の最後まで大きな話題を提供しています。
これからもこのニュースの行方から目が話せません。
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