地震情報の正確な入手方法は?地震速報と緊急地震速報の違いなど

3月11日の東日本大震災から早や7年が経過しました。

日本は島国。地震と共生していかなければいけない運命にあります。

今日も千葉県で震度3の地震がありました。

地震から身を守るには?地震情報の正確な入手についてまとめてみました。


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地震情報の入手先

気象庁が発表する地震情報は、ホームページ内の「地震情報」コーナーに以下の6つのカテゴリーで掲載されます。

震度速報

震度3以上の全国約180に区分した地域名と地震の揺れの検知時刻の情報震源に関する情報

震源に関する情報

地震の発生場所(震源)やその規模(マグニチュード)の情報各地の震度に関する情報

震源・震度に関する情報

地震の発生場所(震源)やその規模(マグニチュード)と震度3以上を観測した地域名と市町村名の情報

遠地地震に関する情報

国外で発生した地震の発生場所(震源)やその規模(マグニチュード)の情報(詳細は地震情報の解説参照)

その他の情報

南海トラフ地震に関連する情報や、伊豆東部の地震活動の見通しに関する情報、地震が多発した場合の震度1以上を観測した地震回数情報、顕著な地震の震源要素の切り替えのお知らせなどの情報

また、地震情報は以下の情報を含んだ形で発表されます。
1 発表日時
2 地震のあった日時
3 震源地、震源の深さ、マグニチュード
4 各地の震度
5 津波の有無

例えば、昨日千葉県で発生した地震はこんな形です。

平成30年03月13日15時57分 気象庁発表
13日15時54分頃地震がありました。
震源地は千葉県北東部(北緯35.5度、東経140.4度)で、
震源の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は4.1と推定されます。
各地の震度は次の通りです。
なお、*印は気象庁以外の震度観測点についての情報です。

千葉県  震度3  一宮町一宮
震度2  茂原市道表* 東金市東新宿 東金市日吉台*
東金市東岩崎* 九十九里町片貝* 睦沢町下之郷*
長生村本郷* 白子町関* 長柄町桜谷*
長南町長南* 山武市蓮沼ニ* 山武市埴谷*
山武市殿台* 山武市蓮沼ハ* 大網白里市大網*
千葉中央区都町* 千葉緑区おゆみ野*
市原市姉崎* 勝浦市墨名 いすみ市大原*
いすみ市国府台*
震度1  芝山町小池* 長柄町大津倉 匝瑳市今泉*
香取市仁良* 横芝光町宮川* 横芝光町栗山*
山武市松尾町富士見台 山武市松尾町五反田*
千葉中央区中央港 千葉中央区千葉市役所*
千葉稲毛区園生町* 千葉若葉区小倉台*
市原市国分寺台中央* 八街市八街*
木更津市富士見* 勝浦市新官*
君津市久留里市場* 大多喜町大多喜*
いすみ市岬町長者*

この地震による津波の心配はありません。


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震度とマグニチュードの違い

次に、マグニチュードと震度の定義を押さえておきましょう。

震度は、ある場所での地震による揺れの強さをあらわします。

震度は「震度0」「震度1」「震度2」「震度3」「震度4」「震度5弱」「震度5強」「震度6弱」「震度6強」「震度7」の10階級となっています。

これに対してマグニチュードは、地震そのものの大きさ(規模)をあらわします。

震度とマグニチュードの関係は必ずしも一致しません。

なぜなら、マグニチュードが大きくても、震源から離れていれば揺れ(震度)は大きくならないからです。

つまり、一つの地震に対してマグニチュードは1つですが、震度は場所によって色んな異なる震度があるのです。

震度とマグニチュードの算出のしかた

それでは、震度とマグニチュードはどうやって出しているのでしょうか。

震度は、気象庁、地方公共団体及び国立研究開発法人防災科学技術研究所が全国各地に設置した震度観測点において、計測震度計によって測定されています。

かつて、震度は体感および周囲の状況から推定していましたが、平成8年(1996年)4月以降は、計測震度計により自動的に観測しているそうです。

一方でマグニチュード民間企業が設置する地震計も含めて全国各地に設置された地震計で測定されます。

マグニチュードは日本と海外とでは規格が少し違っていて、日本では気象庁マグニチュード (Mj) が使われていますが、地震学ではモーメントマグニチュード (Mw)という規格が広く使われています。

どこが違うかというと、気象庁マグニチュードは地震計で観測される波の振幅から計算されるので、素早く計算し公表することができますが、規模の大きな地震になると規模を正確に表せないというデメリットがあります。

これに対してコーメントマグニチュードは大きな地震に対しても有効ですが、値を求めるには高性能の地震計のデータを使った複雑な計算が必要なため、速報的に使うことや規模の小さい地震で精度よく計算するのが困難というデメリットがあります。

実際、気象庁は東日本大震災の際に、気象庁マグニチュードを発生当日に速報値で7.9、暫定値で8.4と発表しましたが、発生2日後に発表されたモーメントマグニチュードは9.0であり、混乱を招きました。

地震情報のスピード

気象庁では、地震が発生した場合、

約1分半後に「震度速報」を、

約5分程度で「震源・震度に関する情報」と「各地の震度に関する情報」を発表します。

これらは先ほど紹介した「地震情報」コーナーに表示されます。

また、これらとは別に、「緊急地震速報」があります。

緊急地震速報とは、強い揺れが起きそうな時に、国民が自らの身を守ったりできるように、地震の発生直後に、各地での強い揺れの到達時刻や震度を予想し、可能な限り素早く知らせる情報のことです。

緊急地震速報は、地震計が地震をキャッチした時、気象庁で震源や予想される揺れの強さ等を自動計算し、テレビやラジオ、携帯電話などに自動的に送信される仕組みとなっています。あの携帯電話が突然「ピロリロリーン」と鳴るやつです。

一般に広く通知される緊急地震速報は、地震波が2点以上の地震観測点で観測され、最大震度が5弱以上と予想された場合に、震度4以上の揺れが予想される地域に対して発表されます。

緊急地震速報は、揺れが始まる前の数秒から数十秒前に発表されます。事前と事後という意味で、上記の震度速報とは異なります。

緊急地震速報は昼夜問わず突然やってくるのでびっくりしますが、あわてずに、まずは自分の身を守ることが最も大切ですね。

震度データベース

ところで気象庁ホームページには「震度データベース」というものがあります。

これは、過去に観測された地震について、地震の規模や地域、期間等で検索できるものです。

ちょっと色々検索してみたら面白いことが分かりました。

マグニチュードBEST5

1位 M9.0 2011年3月11日14時46分 三陸沖 最大震度7
2位 M8.3 2013年5月24日14時44分 オホーツク海 最大震度3
3位 M8.2 2007年1月13日13時23分 千島列島東方 最大震度3
4位 M8.2 1994年10月4日22時22分 北海道東方沖 最大震度6
5位 M8.2 1952年3月4日10時22分 十勝沖 最大震度5

1位は東日本大震災ですが、他は震度が低いものもあり、震度とマグニチュードが比例しないことがよく分かります。

また、いずれも東北・北海道地域となっていますね。北海道は大きな地震が起きやすい地域なのでしょうか。

震度BEST5

検索したら、過去に観測された最も大きな震度は7で、震度7の地震は以下の5回観測されています。

2016年4月16日1時25分 熊本県熊本地方(熊本地震
2016年4月14日21時26分 熊本県熊本地方(熊本地震
2011年3月11日14時46分 三陸沖(東日本大震災
2004年10月23日17時56分 新潟県中越地方(新潟県中越地震)
1995年1月17日5時46分 大阪湾(阪神・淡路大震災)

いずれも広範囲に大規模な被害をもたらした地震が名を連ねています。

過去1年間の地震発生回数

震度3以上で検索すると、上限の100回を超えてしまい件数がわからないので、緊急地震速報の対象となる震度4以上の地震について調べてみました。

すると、過去1年間では38回発生。このうち震度4は30回震度5弱は4回震度5強は4回となっています。

まとめ

いかがでしたか?

島国日本は地震とうまく付き合っていななければいけない運命ですが、地震に対する正確な知識を身につけ、いざという時に慌てず落ち着いて行動することを心がけましょう!


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