なぜ母の日はカーネーションを贈るの?そこには母の日の驚くべき歴史が!

5月の第2日曜日は母の日。

母親にカーネーションを贈るのが一般的ですが、それってなぜなのでしょうか?

気になって調べてみたら、母の日の意外な歴史が明らかになりました。

早速ご紹介しましょう!


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母の日の歴史

まずは母の日の歴史をおさらいしましょう。

日本で母の日が広く行われるようになったのは戦後に入ってからですが、最初は大正時代にキリスト教団体によって伝えられたと言われています。

当時アメリカから来た女性宣教師たちの熱心な働きかけで、1913年に青山学院で母の日礼拝が行われました。

その後、母の日はキリスト教団体を中心にささやかに行われていましたが、これが全国規模の行事に発展していくきっかけとなったのは、あのお菓子メーカーの森永製菓です。

森永製菓の創始者・森永太一郎は熱心なキリスト教徒でした。彼は母を讃えるため、1937年に「森永・母の日大会」を豊島園で開催。お母さんたちを無料で招待し、お菓子などをプレゼントしながら、子どもたちと楽しく過ごす時間を提供しました。その後、この母の日大会は全国の主要都市で開催され、母の日の習慣が全国に広まっていきました。

その後、戦後になり、母の日はアメリカにならって5月の第2日曜日に行われるようになったのです。

あのお菓子メーカーの森永製菓が母の日の普及に一役買っていたとは驚きですね。

今年の母の日には森永製菓のチョコを買ってしまうこと請け合いですね(笑)


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アメリカにおける母の日の歴史

このように母の日はアメリカからもたらされました。

それではアメリカにおける母の日の歴史は?

調べたら、そこにはさらに興味深い事実がありました。

アメリカにおける母の日の創始者は、アンナ・ジャービスという女性だといわれています。

彼女は、1905年に彼女の母の死にあたり、母親の子への愛情と貢献を讃える方法として、母の日を思いつきました。

1908年、彼女はウェストバージニア州グラフトンの教会で、母の日のイベントを開催しました。彼女はこのとき、霊前に白いカーネーションを供えました。このとき、カーネーションが選ばれたのは、花言葉が「母の愛」だからです。

彼女はその後、アメリカの祝日が男性に偏っていると考え、新聞や政治家たちに手紙を書いて、母の日を讃えるよう訴えました。

この活動の結果、1912年までにはアメリカの多くの州や町、教会が、母の日を年次休暇として採用。ジャービスは、母の日の国際協会を設立し、その普及活動に一層打ち込んでいきました。1914年にはアメリカ全土で、5月の第2日曜日を正式に母の日の祝日とする法律が成立したのです。

そして、ジャービスの活動には後日譚があるのです。

ジャービスは、もともと母の日を家族だけのささやかなお祝いの日として思い描いていました。彼女の理想とする母の日は、白いカーネーションを胸に飾り、母親を訪ねたり教会に出席するものだったのです。

しかし、母の日が国民の祝日になると、花屋やカード会社、その他の商人たちが商業的に利用し始めました。

彼女はこうした動きに嫌気がさし、商業的な母の日を批判するようになりました。そして、母の日に花やカード、キャンデーの購入をやめるように呼びかけます。彼女は最終的には花屋や菓子屋、さらには慈善団体さえも批判するようになり、「Mothers Day」という名前を使用した団体に対して訴訟を起こしたりロビー活動に取り組むなど、1949年に亡くなるまでずっと、商業的な母の日をカレンダー上から取り除くための活動に費やしたのです。

母の日を創設した本人が、母の日を嫌い、なくすための活動に力を注ぐ。何とも皮肉な展開ですが、こうしたジャービスの考えと反対に、母の日はアメリカ全土にすっかり定着。その後遠い日本にまでも伝わってきた、というわけです。

ところで、アメリカではカーネーションの花を子どもが胸につけますが、日本では子どもが母親にプレゼントするという違いがあります。

これは、日本の花屋業界の販売戦略で、胸につけたのでは1本しか売れませんが、母親へのプレゼントなら花束として売れるからと言われています。

バレンタインデーもそうですが、こうした母の日の歴史を見ていくと、イベントを全国的に普及させるには、商業的な動きとの連動はどうしても仕方がないことなのかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

母の日のこうした歴史を知ると、カーネーションを見る目も変わってきますね。

皆さんの母の日が素晴らしいものとなる一助になれば嬉しいです!

こちらも是非!→バレンタインデーの起源はローマに通ず?!その1


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