高梨沙羅選手や平野歩夢選手などの活躍が続く平昌オリンピック。盛り上がってますね~!
平野選手はメダルを獲得した後のインタビューで「この4年間は長かった」と語っていました。
ところで、オリンピックはなぜ4年に一度なのでしょうか?
素朴な疑問が湧いてきましたので、調べてみました。
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4年に一度は古代ギリシャの金星崇拝が起源
正確な情報をと思い、IOCホームページを調べてみましたが、解説はありませんでした。
ネットを調べてみると、一般的に確からしいと考えられている理由が、古代ギリシャの風習にさかのぼるという説です。
古代ギリシャでは、太陰暦が採用されていました。
そして金星が、女性の美と性的な愛の象徴と考えられていました。
金星は8年ごとに軌道上に五角形の星(五芒星)を描きます。
古代ギリシャ人はその完璧さや美しさに敬意を表し、性愛がもたらす循環の象徴の意味も込めて、金星の周期の半分である4年をオリンピア競技会(オリンピックの原形とされる大会)の開催周期と定めたのです。
1896年の近代五輪の第1回大会となるアテネ五輪で、オリンピックを4年に一度開催することとされ、現在に至っています。
実は、オリンピックの公式マークは五芒星に決まりかけていたようですが、統合と調和のメッセージをより強く打ち出すために、土壇場になって現在の五つの組み輪に変えられたといいます。
まとめ
いかがでしたか?
オリンピックには古代の人智が連綿と受け継がれていました。
古代ギリシャ人がはるか上空の星空を見上げる姿を思い浮かべると、4年という期間もほんのひとときに感じられるような気がします。
そして、この4年間という周期が数々の感動的なドラマを生み出してきたと思うと、感慨深いものがありますね。
まもなく折り返しを迎える平昌五輪。日本選手の一層の活躍を期待したいです!
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