子どもたちの運動会のリレーや徒競走で転ぶお父さん達が続出する風景は、今や風物詩です(泣)
それは、かつて運動部で鳴らしたお父さんでも同じ。
どうして転んでしまうのでしょうか?転ばないためのトレーニングは?
調べると「なるほど〜!」の続出でした。
転ばぬ先の杖?のため、シェアしますね♪
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Contents
運動会で転ぶお父さん
春や秋に開かれる小学校の運動会。
そこで必ずと言っていいほど見られるのが、徒競走やリレーでお父さんが転んでしまうシーンですよね。
例えばこんな感じ。
でも、「俺は昔、運動部でバリバリやっていたから大丈夫!」
「むしろどうすれば転ぶのかが分からないし」
などと甘く捉えていませんか?
体は知らぬまに確実に衰えています。
普段運動をしないお父さんたちが急に激しい運動を行うと、体がついていかずに転ぶのは、いわば当然のことなのです。
かすり傷で済めば良いですが、最悪の場合は肉離れやアキレス腱の断絶などの重症にもつながりかねません。
転ばずに走りきるにはどうすればよいのでしょうか?
転ぶメカニズム
まずは転ぶメカニズムをおさらいしておきましょう。
転ぶ理由は、頭に体が追いついていないことだと言われます。
どういうことでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
全力で走る時、頭はかつての若い頃の意識のまま、脳は体を前へ前へ進めようと指令を出します。
しかし、筋肉はいつの間にか衰えており、うまく連動しません。
すると下半身の動きが脳の指令に追いつかず、徐々に姿勢が前かがみになります。
そして最後には体のバランスを崩して転んでしまうのです。
具体的には、中臀筋(ちゅうでんきん)というおしりの側面上部にある体を支える筋肉が年齢とともに衰えており、このため走っているうちに体を支えきれなくなり、徐々に体が下がってきて、最後はバランスを崩して転倒してしまうのです。
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転ばないために手軽にできる体づくり
では、転ばないためにはどうすれば良いのでしょうか。
最も大事なのは、自分の体力の衰えを自覚し、「速く走ろうとしない」ことです。
加齢にともない筋肉量は40歳くらいから急激に低下しますが、なかでも下肢の低下率は上肢に比べて3倍大きいと言われています。
ジョギングと全力疾走とでは使う筋肉は異なりますから、普段ジョギングをしている体力自慢のお父さんであっても、転ぶ可能性はあるのです。
こうしたことを知り、まずは「子ども達にカッコいい姿を見せよう!」という意識をいかに捨てられるかが重要となります(笑)
その上で、最低限のトレーニングを積んでおくことができれば、「転ばないお父さん作り」としては万全です。
ここでは、普段忙しいお父さんたちでも手軽に実践できる「転ばないための体づくり」の方法を3つ紹介します。
自宅でもも上げ
まずは自宅などで簡単に取り組める筋トレから。
直立姿勢になり、その場で太ももを交互に素早く上げます。
その場で走るイメージです。手を振りながら行いましょう。
まずは10回くらい、慣れてきたら回数を増やすといいでしょう。足腰の筋肉と神経系統を同時に鍛えることができます。
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通勤電車に乗りながら体幹アップ
次は電車通勤の中でできる筋トレです。
つり革にも壁にも何にもつかまらないで、立つ。これだけ。
体の姿勢を保とうとするため、体幹を鍛えることになり、転びにくくなります。
また、つり革につかまりながら、つま先立ちをゆっくり繰り返します。
こうするとふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。
オフィスでレッグアブダクション
まっすぐ立ったら、手を壁やテーブルに添え、片足をゆっくり上へ持ち上げていきます。
その後ゆっくりと下ろしていきます。
もう片方の足でも何回か行います。
まずは10回、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。
コピーを取っているときや、直ち会議の最中にやってみましょう。
運動会への出場が決まったら、本番の2週間前くらいから取り組めると理想的でしょう。
そして、運動会の当日は、走る前の準備運動とストレッチは絶対に欠かさずにやりましょう!
まとめ
いかがでしたか?
お父さんが運動会で転ぶメカニズムと、転ばないために気軽に実践できるトレーニングをご紹介しました。
でも、何より大事なのは、己を知り、早く走ろうと思わないこと。
「ママ達の黄色い声援を受けたい」などと変な野心を持たないで(笑)、子どもたちとの大切な時間が大怪我で台無しにならないよう、今回の話が少しでも生きれば幸いです!
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