世界の観光情報ホームページ(シカゴ、アメリカ)

外国人観光客を増やす仕事を経験したことがある著者が思うのは

「日本人と外国人の好みは必ずしも一致しない」ということ。

日本人がオススメする観光地や観光スポットが

必ずしも外国人に受けるとは限りません。

そこで、海外の各都市が運営する観光情報ホームページでは、

どういった観光スポットや内容をPRしているのか、

日本人が求めるポイントと同じなのか・違うのかが気になり、

調べてみることにしました。

今回は、アメリカ北部の大都市「シカゴ」のホームページです!


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シカゴの観光情報ホームページ「Chicago Welcome Home」

シカゴの観光情報ホームページは、

Choose Chicagoが運営するウェブサイト

Chicago Welcome Home」。

白と黒を基調としたシックで都会的なデザインで、

スタイリッシュな大都会・シカゴの

イメージとよく合っています!

ウェブサイト名は「Welcome Home(ようこそ我が家へ)」

という意味ですね。

我が家のように寛げる、リラックス感や親しみ感のある

場所なのだということを強調しています。

ちなみにこの「Welcome Home」という言葉は

他にも随所に使われています。

トップページの構成では、

中央にある大きな画像スライドショーがまず目を引きます。

スライドショーで扱う内容は、

いずれも街中の風景や中心部でのイベント。

都市型観光を最大限に打ち出そうとしているのが

分かりますね。

スライドショーのすぐ下には、

向こう一週間のイベントカレンダー。

市内各地で年中行われるイベントを観光資源とみなし、

観光客の周遊や消費額を高める試みは、

大都市における観光戦略にとって参考になります。

イベントカレンダーの右側には、

シカゴの魅力がテキストで簡潔に記載。

ここを見ればシカゴの楽しみ方が

ざっくり分かるようになっています。

内容はこんな感じ。

「シカゴ、あなたの我が家のような街へようこそ!

世界規模の博物館、ミシュランガイドの星レストラン、

200以上の劇場・シアターが待っています。

何をするにしても、ここシカゴでは我が家にいるような

気軽さを感じることができます。

シカゴでは、ツアー、スポーツ観戦、

ショッピングや他のアトラクションなど、

楽しみが尽きません。

数えきれないほどのバーやレストラン、ライブミュージック、

コメディークラブが、

あなたを終わらぬナイトライフにいざないます。

ホテルの選択肢は数えきれず、

予算を気にする必要はありません。

今すぐに旅行の計画を立て始めましょう!」


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特徴的なヘッダーナビ

ヘッダーナビ(ウェブサイトの上部にある細長いメニュー)の

内容が興味深いです。

ヘッダーナビには6個のメニュー

Things to Do

Events & Shows

Neighborhoods

Restaurants

Hotels

Plan your Trip

が並んでいます。

一番左側にある

Things to Do( シカゴでするべきこと)」を

見てみましょう。

この中には

Top Chicago Bucket Lists(シカゴで是非やりたいことリスト)」

というものがあります。

Bucket List(バケツリスト)とは

「死ぬまでにしたいことをリスト化したもの」。

つまり、シカゴで絶対にやってみるべきことです。

シカゴの魅力を手っ取り早くチェックしたい方は、

ここをチェックすると良いでしょう。

THE ULTIMATE CHICAGO BUCKET LIST」では、

Food and Drink」が10個、

Arts & Culture: Music, Museums & More!」が17個、

Tours & Attractions: The “Bean” and Beyond」が14個、

Sports & Outdoor Fun」が12個の

アクティビティが紹介されています。

この中から、面白そうなものをいくつか

ピックアップしてみました。

一番最初に来るのは「とにかくたくさんピザを食べろ」

というもの。

なぜシカゴでピザ?と思い、調べてみたら、

シカゴは「シカゴピザ」という、

キッシュみたいな厚さで具とチーズがたくさん詰まった

ピザがご当地グルメなんですね!

Googleで「Chicago Plzza」を画像検索すると、

普通のピザとは明らかに異なる厚さと形状のピザの

写真がたくさんでてきます。

これは是非食べてみたい!

もう一つ気になったアクティビティは

1月に「Buddy Guys Legends』でブ

ルースマスター”バディ・ガイ”のライブを見よう」です。

バディ・ガイとは、シカゴブルースを代表する

ギタリストであり、

その名はロックファンも知る人は多いのではないでしょうか。

Buddy Guys Legendsは彼が経営するブルースバー。

そこでバディの生ライブが見られるなんて!

ブルースファンならずとも見逃せないですよ!

次に目を引いたのは

LGBTQ Chicago」というカテゴリー。

LGBTは知っていたけど、「Q」って何?と思い

調べたら、

最近は「LGBTQ」という表現が増えているようなんですね。

Q」は「Questioning」(クエスチョニング)や

Queer」(クイア)を意味するといわれます。

「クエスチョニング」は自分の性別が分からない状態、

「クイア」は「変わり者」という意味で

もともと同性愛者の蔑称でしたが、

最近では肯定的な同性愛者を含む

セクシャルマイノリティーの総称として

使われる言葉です。

つまり、自分はLGBTのどれにも当てはまらないと

思う人のためのQなんですね。

横道にそれましたが、

LGBTQにも配慮したウェブサイト作りとは進んでいますね~。

印象的なインスタグラム

サイトの下のほうには「See Chicago on Social」という、

正方形の画像が並ぶコーナーがあります。

これは「インスタグラム」などSNSでの

シカゴアカウントの紹介コーナー。

インスタグラムは最近、観光目的でも活用されてきていますよね。

非常に印象的で美しい画像が並んでいて、

思わずクリックしてみたくなります!

多言語対応はGoogle翻訳で

多言語言語は、英語、スペイン語、中国語の

3つが用意されており、

それ以外の言語はGoogle翻訳で対応しています。

Google翻訳で多言語機能を提供するウェブサイトは

増えていますが、

翻訳精度が上がってきているとはいえ、

トンチンカンな翻訳が表示されることも多く、

実用化には議論が分かれるところだと思います。

ただ、Googleお膝元のアメリカがこうして

実用化を進めているところを見ると、

自動翻訳による多言語対応が標準的サービスとして

認知されるのも近いかもしれないですね。


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まとめ

シカゴのウェブサイトは、都市型観光にターゲットを絞り、

デザインから内容に至るまで統一感をもって、

都市型観光の魅力を上手に伝えていました。

ウェブサイトを通じてブランド化を目指す上で

参考になるところがたくさんありました。

でも何よりまず「シカゴピザ」のチェックが先ですね!笑

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