世界の観光情報ホームページは何を紹介しているの?イタリア編

外国人観光客を増やす仕事をしている著者がいつも心がけているのは「日本人と外国人の好みは必ずしも一致しない」ということ。

日本人がオススメする観光地や観光スポットが必ずしも外国人に受けるとは限りません。例えば、寺社仏閣系は、本家本元の中国人にはあまり響かなかったり、広島のウサギ島や宮城のキツネ村など、外国人観光客の間で口コミで人気が広がり、後から日本人が気づいて驚くケースも多いです。

そこで、海外の各都市が運営する観光情報ホームページでは、どういった観光スポットや内容をPRしているのか、日本人が求めるポイントと同じなのか・違うのかが気になり、調べてみることにしました。

今回はヨーロッパの定番旅行先の一つ、「イタリア」です!


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イタリアの観光情報ホームページ

イタリアの公式観光ホームページは、イタリア政府観光局Italian National Tourism Board)が運営する「Itarian Tourism Official Website」です。

トップページは、画面中央に画像スライドがあり、その上にはカテゴリ別のタブ、下にはおすすめカテゴリが写真付きで並んでいます。

ウェブのデザインは凝ったところはなく、ごく一般的な印象を受けますね。


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対応言語

言語は、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語簡体字の6言語となっています。

中国語の存在感がここでも見てとれます。

(日本語のサイトが別ドメインであり(visititaly.jp)、もしかしたら他の言語もあるかもしれません。)

写真スライドショー

ページを開くと、画面中央部にある写真スライドショーがまず目に飛び込んできます。

ここには、イタリア政府観光局が特にオススメする観光スポットやアクティビティが詰まっている部分です。

スライドショーは全部で9個。その内訳は以下のとおりです。

・フロレンス(Florence

・公会広場の遺跡(The Imperial Forums

・エオリアン島(Aeolian Islands

・コモ湖(Lake Como

・チンクテラ(Cinque Terre and Porto Venere

・イタリア音楽祭(Italys Music Festivals

・ビラシミウス(Villasimius

・カンパーニャのモツァレラチーズ(Mozzarella di Bufala DOP from Campania

・マントヴァとサッビオネータ(Mantua and Sabbioneta

全体的に、自然風景と世界遺産や建築物のマッチングが美しい写真が多く並んでいる印象です。

日本人のイタリア観光のイメージとおおむねマッチしているのではないでしょうか。

メインメニュー

画面上部のメインメニューは「イタリアの探求(Discover Italy)」「旅のアイデア(Travel Ideas)」「ニュース(News)」「動画(Video)」「基礎情報(Info)」「地図(Maps)」の6種類。

このうち、オススメが表れてくるのは「イタリアの探求」と「旅のアイデア」でしょうか。それぞれ見ていきましょう。

まず「イタリアの探求」は、北部、中央部、南部、島と、地域ごとのカテゴリ分けになっています。イタリアは地域ごとに特色が異なることが分かりますね。

一方で、日本人はミラノやローマといった都市ごとにまず旅の計画を立てることが多いような気がします。

都市ごとの求める情報にたどり着くのに多少時間がかかるかもしれません。

次に「旅のアイデア」は、「陸地と自然(Land and Nature)」「文化・芸術・歴史(Culture, Art and History)」「健康・アクティビティ(Health and Activity)」「その他(Extras)」の4つに大きく分かれます。

ここを見ていると、色々興味深い点があります。

例えば「自然と野生動物(Nature and Wildlife)」。

何と、サルディーニャ地方の写真では、ピンク色をしたフラミンゴの大群が紹介されているではありませんか!

イタリア観光は世界遺産とグルメとショッピングというイメージを持っている日本人が多いと思いますが、フラミンゴのような野生動物に出会える自然も豊富だとういのは驚きでした。

また、「世界遺産(World Heritage)」というカテゴリ。これは歴史の長いヨーロッパの国ならではですね。

ユネスコのホームページで調べてみると、世界遺産の登録数はイタリアが51個で世界一なんですね。

世界遺産を観光の目玉にするというイタリアの戦略は全くもって正しいと思います。

(ちなみに第2位は50個の中国、いずれも20178月現在)。

SNS対応状況

最後に、ページ下部にSNS版ページのフォローボタンが並んでいます。

対応状況としては、ツイッター、Faebookgoogle+FOURSQUAREYoutubePinterestInstagramの6個。

最もフォロワー数が多いのはFacebookで、44万人がフォローしているようです(20178月現在)。

SNSについてもしっかり整備し、流入源を増やしてウェブページのリーチ数を稼ぐ戦略がしっかり実践されており参考になります。


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まとめ

筆者はまだイタリアに行ったことがないのですが、今回のリサーチを通じてイタリアへの憧れが一層強くなりました。

また、今後、旅行の機会があれば、自然と野生動物という観点からも旅の計画を立ててみようと思いました。

いろんな多様性を持つイタリア、旅行先として人気があるのも納得ですね!

それではみなさんも良い旅を!

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