注意報、警報、特別警報。台風の時期によく見かけるけど、一体どこがどう違うの?

台風の季節になるとよく見かける「大雨注意報」「暴風警報」などの言葉。
でも、注意報・警報・特別警報って、一体どこがどう違うのでしょうか?


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そもそも「注意報」「警報」って何?

気象庁は、台風などの気象現象により災害が発生する可能性が高まると、「注意報」「警報」「特別警報」といった知らせを発表し、国民に注意を呼びかけます。

これは、災害の程度により「注意報」「警報」「特別警報」の3段階に分かれて出され、テレビやラジオ、インターネット等を通じて知ることができます。

もちろん気象庁ホームページには詳しい情報がアップされます。

2017年7月の九州北部地方における大雨では、広い範囲で大雨特別警報が発表されたのは、記憶に新しいところですね。

それでは、注意報・警報・特別警報の違いについて見ていきましょう。

「注意報」とは?

比較的よく見かけ、緊迫度が最も低いものとなりますが、もちろん油断は禁物ですよ!

「注意報」とは、災害が発生するおそれのあるときに注意を呼びかけて行う予報です。

注意報は全部で16種類あります。

大雨、洪水、強風、風雪、大雪、波浪、高潮、雷、融雪、濃霧、乾燥、なだれ、低温、霜、着氷、着雪


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「警報」とは?

注意報より緊迫度が一段と高まり、避難を検討するレベルとなってきます。

「警報」とは、重大な災害が発生するおそれのあるときに警戒を呼びかけて行う予報です。

警報には以下の7種類があります。

大雨(土砂災害、浸水害)、洪水、暴風、暴風雪、大雪、波浪、高潮

「特別警報」とは?

これが出たらかなりヤバい状況です。直ちに身の安全を図ってください。

「特別警報」とは、気象庁が発表するもので最も警戒すべき状況であることを示すもので、警報の発表基準をはるかに超える大雨等が予想され、重大な災害が発生するおそれが著しく高まっている場合に発表されます。

以下の6種類の特別警報があります。

大雨(土砂災害、浸水害)、暴風、暴風雪、大雪、波浪、高潮

どれくらいヤバいかというと・・・

例えば「大雨特別警報」は、簡単に言うと、数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合、というのが発令基準になっています。

2011年9月の台風12号による紀伊水害をきっかけに、新たな警報を新設すべきとの議論が始まり、2013年8月から正式に運用が開始されました。

数ある注意報・警報のうち、台風に関連するものとしては、大雨、洪水、強風、暴風、波浪、高潮などでしょうか。

一方で、あまり馴染みのないものもあります。例えば、融雪?着氷?着雪?など。

融雪注意報は「積雪が融解することによる土砂災害や浸水害が発生するおそれがあるとき」、着氷注意報は「水蒸気や水しぶきの付着・凍結による通信線・送電線の断線、船体着氷による転覆・沈没等の被害が発生するおそれのあるとき」、着雪注意報は「雪が付着することによる電線等の断線や送電鉄塔等の倒壊等の被害が発生する(気温0℃付近で発生しやすい)おそれのあるとき」とのことです。なるほど

特別警報が発表されたら?

特別警報が発表されたら、どう行動すればよいのでしょうか?

気象庁は特別警報リーフレットを作成し、ホームページ上で公開しています。

ご覧になると分かりますが、表紙にとても大きな文字で「特別警報」と書いてあるほか、赤色と黄色が多用され、見るからに尋常じゃないものであることを強調するデザインとなっています。

リーフレットでは、例えば大雨特別警報が発表された場合は、もうこれは非常事態であり、「市町村からの避難勧告等に従い直ちに避難所に避難! 外出が危険なときは、家の中で少しでも安全な場所に移動」と呼びかけています。

また、早め早めの行動の重要性も書いてあります。

通常は、一つの気象現象に対して「注意報」「警報」「特別警報」の順に発表されていくので、注意報・警報が発表された段階で、危険箇所の把握や非常用品や避難場所・ルートを確認しておくことなど、が書かれています。

そして何より、どんな時でも落ち着いて冷静に行動することが重要とされています。

まとめ

備えあれば憂いなし。

「注意報」「警報」「特別警報」についてきちんと理解していれば、いたずらに怖がることなく、けれども侮ることもなく、最悪を想定して早めかつ冷静に行動することができ、それが結果的に自分の身を守ることにもなります。

自然災害はいつどこで起こってもおかしくないので、普段からきちんと備えておきたおですね。

こちらも是非!→一発で分かる!そもそも台風って何?その性質など


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